茅原 ますみ(ちはら ますみ)/ (アナウンサー)
テーマ:男女共同参画社会の理想と現実
◆プロフィール
1987年、日本女子大学文学部英文学科を卒業
株式会社テレビ東京に入社、報道局ニュース報道部に配属
ニュースの特集取材のほか、北朝鮮との国交正常化交渉の取材や、社会党の土井たか子委員長(当時)の同行で、
湾岸戦争開戦前日のイラク取材も体験。
政治記者としてPKO法案をめぐる牛歩国会など、「55年体制」最後の時期を取材する
1995年~アナウンス室に異動 業界初の『ママになってから女性アナ』に
お昼の1時間のニュース番組『ニュースワイド11』のキャスター、皇室特番、政治特番などを担当
土曜日曜夕方のニュース番組『ニュースアイ土日特集』のメインキャスター時は、
少子化問題について自ら企画し取材、編集、放送するシリーズ 『ますみの少子大国ニッポン』特集を定期的に放送し好評を得る
2005年に報道局取材部に戻り、都庁や厚生労働省を担当した後、夕方のニュース番組のニュースデスクに
その後、ドラマ制作室や編成局などを経て、2017年~総務人事局総務部で、主に事務局長としてCSR業務を担当し、
テレビ東京のCSR活動のひとつ、テレビの仕事を体験する『校外学習』プログラムで、
文部科学省の『平成30年度青少年の体験活動推進企業表彰』文部科学大臣賞を受賞した
プライベートでは、29歳、25歳、20歳の3人の男の子の母親で、
独自の考えから、お受験体験、公立学校でのPTA活動、就職活動にも伴走…と子育ての醍醐味を満喫した
育休は常に約半年で現場復帰 ママでも楽しく働き続けよう!という雰囲気作りを牽引
2021年10月フリーアナウンサーに
現在は、司会、講演、執筆活動、アナウンサー志望の学生へのアナウンス指導なども行う
吉方位をみる空気の学問《気学》鑑定士でもある
男女共同参画社会の理想と現実
男女雇用機会均等法1期生でありながら、テレビ局は男尊女卑の世界だった。
日本の男女共同参画からワーク・ライフ・バランスへ、
サラリーマン人生で感じた歴史的背景を解説。
夫は元フジテレビアナウンサーの笠井信輔。
夫を通して、そしてテレビの現場を通して感じた男女差別のあれこれと、
それをどう乗り切って、周囲の意識を変えさせたのか?
妊婦ファッションでの通勤、取材から始まり、男女雇用機会均等法の歴史の中で、
女性社員たちもどう変わってきたのか?
また、息子3人を育てる中での辛くも楽しく明るい体験談や
どうしたら夫が家事や育児に目を向けてやれるようになるのか?を、
独自の方法論で伝授します。
仕事の現場の現実と子育てに関する楽しい講演です。
ニュースの現場の虚と実
初めての海外出張が北朝鮮。そして湾岸戦争直前のイラク訪問。
政治記者として体験した各国の当時の様子と記者という仕事の虚と実を、
当時の写真も織り交ぜながら詳しく解説します。
ニュース番組を見るときに、騙されずに真意を知るためのノウハウもわかるニュースの見方もわかる内容です。
夫の闘病と母の介護 〜ちょっと楽になる方法〜
夫、笠井信輔の悪性リンパ腫闘病生活に付き添った経験を赤裸々に語ります。
そばにいるひとが元気でなければ治せないのかもしれないと思うほど、
看病や介護をする人が第二のがん患者と言われている医療の現場の常識を知り、
《看病するひと、介護するひとが、少しでも元気で明るくなれるようなノウハウ》をお伝えします。
親を楽しもう ~受験から就活まで~
息子3人への教育で常に意識したのは、《この子はどういう子なのか?》ということ。
《人の目は気にせずに、その子らしさを大切にすること》だった。
子育ては大学受験が終わった時ではなく、子どもが将来の進む道に漕ぎ出した時だ。
笠井家は3歳まで母親はそばにいなければいけないという3歳児神話を否定して、たくさんの目の中で子どもを育て、小学校のお受験、中学受験、高校受験…だけでなく、公立校の問題点とも戦い、大学進学についてもするべきかどうか苦しみ、そして就職活動はその子のそれまでの人生を振り返る良い機会だから…と、家族で徹底的に楽しんだ。
貴族が愛し武士が使った気学を いかに活用するか
気学は、宗教でも占いでもなく《学問》。
気学鑑定士の立場で、大気象理学という東洋哲学のひとつである気学の歴史と、
上流貴族はどのように活用してきたのかを学ぶ。
そして現代の人たちは良い方位を尊重する気学という学問をどのように活用していくべきか、
わかりやすく解説。聴衆のみなさんのこの1年の運気なども解説する。
豊かに生きるヒント
70代の脚本家大石静さんや80代になっても世界を走るコシノジュンコさんなど、
周囲で輝く、65歳以上の豊かな女性たちを紹介しながら、
そばで学んだ、私たちが年を重ねていく中で大事にすべきヒントをご紹介する。