人権講演会 講師一覧
河野 義行
松本サリン事件第一通報者
報道と人権
松本サリン事件第一通報者
報道と人権
河野 義行 こうの よしゆき
（松本サリン事件の第一通報者）
人権講演会テーマ
報 道 と 人 権
プロフィール
◆経 歴
1950年2月3日愛知県生まれ。名城大学理工学部卒業。
1976年長野県松本市に転居。
1994年6月「松本サリン事件」の被害にあう。
自宅近くでサリンを噴霧されたため、
妻が心肺停止、自分も重症を負い、子供二名とともに入院し治療を受ける。
長野県警の家宅捜査によりマスコミから容疑者扱いされ、
身の潔白と名誉回復の為、
1995年3月3日、日本弁護士連合会の人権擁護委員会へ人権救済を申し立てる。
地元新聞社を提訴、その後裁判所にて和解が成立。
1995年3月20日「地下鉄サリン事件」が発生。
両事件の捜査の結果無実が証明され、長野県警本部、国家公安委員長、マスコミ各社が
相次ぎ謝罪した。
2008年8月、13年の闘病生活を経て妻が死去、人生の転換をはかるため鹿児島に転居。
現在は、愛知県豊橋市の生家にて穏やかに暮らしている。
◆著 書
『「疑惑」は晴れようとも』（文春文庫）
『妻よ！』（潮出版社）
『松本サリン事件』（近代文芸社）
『松本サリン事件報道の罪と罰』（浅野健一共著 新風社）
『命あるかぎり』（第三文明社） など
