東儀秀樹(とうぎひでき)/ 雅楽師
テーマ:雅楽の秘められた力と可能性
◆経 歴
1959年東京生まれ。
東儀家は、奈良時代から今日まで1300年間雅楽を世襲してきた楽家である。父の仕事の関係で幼少期を海外で過ごし、ロック、クラッシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長
した。宮内庁楽部在籍中は篳篥、琵琶、鼓類、歌、舞、チェロを担当。宮中儀式や皇居での雅楽演奏会などに出演する他、海外公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。1996年デビューアルバム「東儀秀樹」で脚光を浴び、以後次々とアルバムをリリース。日本レコード大賞企画賞、平成16年度芸術選奨文部科学大臣新人賞など、受賞歴多数。現在はさまざまなジャンルとコラボレーションし、雅楽の持ち味を生かした独自の創作や表現に情熱を傾ける。著書「東儀家の子育て 才能があふれ出す35の理由」発売中。「日本の歌」で、第30回日本ゴールドディスク大賞 純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞。