福祉・介護・ボランティア、講演依頼、メディア２１

 

プロフィール

◆経　歴
1978年生まれ。3歳で音楽と出会い、６歳で作曲を始める。
小学校５年の時に進行性の弱視「網膜色素変性症」と診断される。
視力を失っていく中にあっても、“音楽家になる”夢を目指して学び続ける。
「必ず夢は叶う」と信じ、一貫して大好きな音楽の道に邁進し、
高等学校音楽科を卒業。
阪神淡路大震災で自宅全壊に遭い、避難所・仮設住宅でも歌い続ける。
その後「不自由な目で音楽を学ぶ大変さは、日本でも海外でも同じ」と、
1997年、単身アメリカに渡り、ボストンのバークリー音楽大学で
プロフェッショナル・ミュージックを専攻。
6年の留学を経て帰国。帰国後、アメリカ育ちの盲導犬グレースとともに、
学校や福祉・人権の歌付き講演会、各種コンサート等で活躍。
2005年、障害があるミュージシャンが全国から集まる
「第２回ゴールドコンサート」では、見事に総合グランプリを受賞し、
完成度の高い演奏を披露する。
レパートリーは、オリジナル曲の他、クラシック・ジャズ・アニメ・ポップス・
日本の叙情歌など幅広い。
「日本は障害者にとってチャンスの少ない国」であると語り、
音楽を通じた“自己表現”により、社会に対して夢と希望を提供したいと奮闘中。
2009年盲導犬グレース他界。