石川 結貴(いしかわ ゆうき)作家/ジャーナリスト

テーマ 大人の知らない子供の世界
◆プロフィール
家族・教育問題、青少年のインターネット利用、児童虐待などを
テーマに取材。
豊富な取材実績と現場感覚をもとに多数の話題作を発表している。
最新刊の『スマホ廃人』では、スマホやネットがもたらす数々の
社会現象を追い、利便性の背後にある新たな問題を提起。
また、『ルポ居所不明児童~消えた子どもたち』は
貧困や虐待の問題を抱えたまま放置される子どもの実態を報告、
大きな反響を呼んだ。
出版のみならず、専門家コメンテーターとしてのテレビ出演、
全国各地での講演会など幅広く活動する。
日本文藝家協会会員。

◆主な著書
「スマホ廃人」文藝春秋社
※平成30年度国公立大学入試問題採用作品
「子どもとスマホ~おとなの知らない子どもの現実」 花伝社
「ルポ 居所不明児童~消えた子どもたち」筑摩書房
「ルポ 子どもの無縁社会」中央公論新社
「小さい花が咲いた日」 ポプラ社
※平成20年度~27年度中学高校入試問題採用作品
「愛されなかった私たちが愛を知るまで」 かもがわ出版
<ネット・スマホ関連 講演概要>
スマホ利用の長時間化、ゲーム依存、ネットいじめなど、
子どもを取り巻くネット環境はさまざまな問題を抱えています。
いずれも子どもの心身に悪影響を及ぼすことが懸念されますが、
一方で家庭や学校、社会においては具体的な対応策を見出せていません。
友達を求めて利用したSNSでトラブルに巻き込まれたり、
ネット上で公開した自撮り(自分で自分の姿を撮影すること)画像から
個人情報が流出するなど、子どもの日常に多くの危険が潜んでいます。
ネットやスマホの世界で子どもたちは何をしているのか、なぜ知らない人とつながろうとするのか、
おとなは彼らの本当の気持ちを理解しているでしょうか。現実の世界で、彼らと真剣に心を通わせているでしょうか。
今後、ネット社会はますます進化し、AI(人工知能)なども本格的に普及することが予想されます。
現状を認識するとともに、家庭や地域でできる教育、子どもとの向き合い方について考えてみましょう。