人権講演会 講師一覧
鈴木 徹
日本初の義足のプロアスリート
足が1本くらいどうってことない
日本初の義足のプロアスリート
足が1本くらいどうってことない
鈴木 徹 すずき とおる
(走り高跳びプロ選手/日本初の義足のプロアスリート)
人権講演会テーマ
足が1本くらいどうってことない
◆経 歴
中学、高校時代とハンドボール部に所属し、
駿台甲府高校在学中に山梨県代表選手として国体で3位入賞。
その後、筑波大学体育専門学群に推薦入学が決まるが、
卒業直前に自らが運転していた車で交通事故を起こし、右足膝下11センチを残して切断。
大学を1年間休学し、義足のリハビリのため東京身体障害者福祉センターに入所。
義肢装具士の臼井氏との出会いやリハビリがきっかけとなり、走り高跳びを始める。
陸上競技を開始してから3ヶ月で、シドニーパラリンピックの大会参加基準である1m73cmを越え、
日本人初の走り高跳び選手として出場を果たす。シドニー、アテネ、北京、
ロンドンパラリンピックに出場し、4大会連続入賞。
2005年のパラリンピックW杯、オープンヨーロッパ選手権では銀メダルを獲得。
2006年のジャパンパラリンピックでは、2m00をクリアし
義足選手としては世界で2人目となる2mジャンパーとなった。
2007年のIWAS世界大会では金メダルを獲得し、
2015年には9年ぶりに2m01の自己新記録、
2016年には2m02のアジア新記録を樹立した。
リオパラリンピック大会にて、5大会連続出場を果たし、
2017年の世界パラ選手権では、銅メダルを獲得した。
これまでの体験談を基に講演活動も行っている。